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母の癌を治す

今癌で不安な人達やご家族に、何か伝えられる事があるかもしれないと思い、書きはじめました。

母に余命宣告

2016年5月末日、会社から帰宅途中に父から電話があった。
「あのね、お母さんがね、よくないみたい。」
頭が真っ白になり、足が動かなくなり、鼓動の早さを感じた。
膵臓癌の晩期、大きさは4cm、ステージ4であった。

2月の人間ドッグでは肝臓の数値が悪く再検査、しかし結果異常なしだった。膵臓人間ドッグでは見つからない。
5月はじめに酷い腹痛と帯状疱疹がでてB病院にいった時、ついでに血液検査もしとくか、となり、後に膵臓癌が発覚した。
まさか癌なんて頭にもない母は、1人で結果を聞きに行き余命宣告された。
「1人?もう覚悟してると思うけど、膵臓癌だよ。」
先生があまりにもさらりと言うので、母は涙も出ずするりと受け入れてしまったらしい。とはいえ衝撃はあっただろうし、それは本人にしかわからないと思う。
B病院では何も出来ないとの事で、M病院を紹介された。M病院は肝臓、膵臓癌の患者さんが多くいて、他ではやっていない治療があるらしい。
父からの電話は、宣告の次の日M病院に行くので、私にも付き添ってほしいというものだった。
その夜が私にとっては1番苦しい夜だった。心臓がさけるほど苦しく、泣きすぎて息がうまく出来ず、主人にとても支えられた。彼がいなかったら私は今こんなに頑張れなかったと思う。

そして6月1日、私と母と父でM病院を訪ねた。